第20話 キムチ鍋パラダイス

便座に座って飛び跳ねる季節は去り大学4年生春到来。
キムチ鍋を床にぶちまけたりと今年に入りいろんな事がありました…。

まず進級制作の作品をインディーズアニメフェスタとTOHOシネマズ学生映画祭に応募をして
なんとか2つともノミネートはされましたが受賞にはカスリもしませんでした。
これから始まる就職活動に例えると2次選考は通過したけど面接でダ……

洒落にならん…やめとこう。

それと日本橋高架下R計画という作品に参加しました。
参加してた方々の作業工程を拝見できて大変勉強させて頂きました。

担当した中で車をぺちゃんこするカットは特に面白かったです。
車内やタイヤと省略しまくってる訳ですが…つか下部シルエットじゃん。
彩色、編集の方々に大分助けられました。(車体が潰れたときライトが光るのお洒落です)
そして動画さんにカット後半中割りして頂き本当に感謝感激ですッ。
ちなみに下の原画はセル合わせしてます。

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日本橋高架下R計画

第19話 地獄!東京旅行の巻

東京で行われた第10回インディーズアニメフェスタから招待を頂きました。
距離的にも時間的にも問題があり参加するのを悩みに悩んだ末
交通費支給という甘い言葉で参加。

ノミネート作品は表現手法がCG・人形・サンドアートと様々な全14作品。
驚いたのが会場の広さ。係の方々もスーツをビシッと着こなしていて
コンビニに行くような服装で参加したのを後悔です…。

自分の作品が大きいスクリーンで上映され心臓が荒れ放題。
上映が終わると真後ろに座っていた幼女が

「もう終わり?…短ッ!!!」

グッサーーーーーーー!!Σ(゜□゜;)

だけど自分も短いと思った…。
インディーズというだけあって社会人の方が多く、土台がシッカリしていて尺が長くても
クオリティが落ちず飽きない素晴らしいアニメーションばかりでした。

そして最後の授賞式で「グランプリはすぎもとさんの…」といわれた時
「ドキッ」としたけど冷静に考えたらペンネームのすぎもとで登録してないじゃんと我に返る。
グランプリになったのは本物のすぎもとさん。
わかっていた事だけど一瞬でも心臓がピクッっと動いたのが恥ずかしい…。

そのあとの懇親会で制作者、審査員等の方々とお話ができてとても楽しかったです。
やはりアニメスタジオの関係者が多く、作品の疑問点やスタジオの業界話なども
聞けて勉強になりました。就職活動や卒業制作に活かそうと思います。

このコンテストの前後にもスタジオの方々とお食事、アニメーターさんとお話など
緊張の連続でちゃんと母国語を喋れてたか心配です。
そして京都名物おたべを渡すのを忘れてしまったのが心残りです。

家に着くと室内に干していた衣類がほんのり湿っていて
自分が短い時間でいろんな方と出会い、話し、様々な体験ができたことを改めて感じました。

翌日学校で渋い3時を過ごしました。



ちなみに最初に降り立ったのが新宿という眠らない街で
ゴミは散乱して異臭を放ち、その臭いに釣られて空は大量のカラス
あちらこちらで若いカップルは口論をし、男達は殴り合いの喧嘩と…

正直、地獄かと思いました。

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京都精華大学卒業制作アニメーション

先週京都国際マンガミュージアムで行われていた
京都精華大学マンガ学部アニメーション学科の卒業制作展を観に行きました。
どの作品もクオリティーが高く、内容が深いアニメーションばかり!

井上誠治さんの「そのすきに」はキャラクターの造形がしっかりしてて
色彩も抑え気味でストーリーにあった色をしていて自然でした。
双子や後半カットの警察などキャラクターの反転・コピーを
上手く使っている画面作りも素晴らしかったです。


嘉手苅唯さん、亀山裕美さん、柴田佳奈さん、米澤彩織さんの「しあわせ」は
キャラクターが人間ではなく米だった。コメだった。riceだった。
人間はもちろん動物、ロボットは見たことあったが主役が米なのは初めて見たなぁ…。

コメ達がおしくらまんじゅうしている可愛らしくも描く側は辛そうなカットの
飛び跳ねる前や歩いていく動作のとき一枚かな?極端に形を潰して
地面を蹴った後のバネの動きへの繋がりがとても気持が良かったです。
切なくも小さい命が成長していく8分を超える大作!


川野達朗さん、宇高詩織さんの「Loud House」は作画作画の3分間。
綺麗なレイアウトでカットのつながりがとても自然で勉強になりました。
エフェクトが吉成曜さん中村豊さんでちょっと金田伊功さんが入った感じでカッコよく
中でも特に口内の処理、動きのメリハリが…てか全体的に吉成さん。
巨人が爆発するカットは吉成爆発炸裂で勢いがあって上手い!(屍姫OPを参考にしてるのかな?)

中盤からが滑らかに動いていて序盤の4コマ?作画が少し気になったけど
最近のTVアニメーションでも良くある飛ばし方だから…ワザとなのか!?
カッコいい作画だけではなく室内のデザインが棚、小物類と細かい工夫されていて
背景にも目がいくクオリティーの高い作品でした。

自分の好みの作品だった野津里美さん、和田慎平さんの「きづき」。
会場で泣くの我慢して喉が爆発…。
中盤の母親に相談しようとする目線を低くして女の子に感情移入させるカットも良かったけど
次の一瞬口を開けて言おうとするけど言えないカットに一工夫。
何故こんなにじわじわくるんだろうと思って何度も繰り返し見てたら背景を
トリックアートかと言うくらい遅く縮小させてる事にきづき。

終盤に母親に後ろから抱きしめられてから音楽が消え画面に集中させ
さらに次のカットでは背景もなくなりキャラクターしか見せない大胆な画面作りは圧巻でした。
目が点なだけに眉毛の作り方や恥ずかしくも強がる表情のピンク2本線も
キャラクターにあったシンプルな表現で上手かったです。

最後に母親が微笑むのでもなく涙を見せる訳でもない無表情とも少し悲しい感じ
にも見えるあの表情には何か意味があるのかなぁ…。何故相談しなかったのかと
母親の問いかけ?子供のそういう状況を知らなかったことに対する自己嫌悪とか?

作画も3Dかと思わせる形が崩れない安定した作画で母親が食器を洗うテキパキした感じや
後半の靴を履いて立ち上がりリュックの紐を引っ張る作画も安定していて綺麗。
子供から大人まで見て心が揺れ記憶に残る作品でした。

その他にも見応えのある作品ばかりで生徒も教える講師も
アニメーション作品を制作する姿勢が自分とは違って綺麗に見えました。
こういう場を設け作品を良い環境で観せようという学校側のやる気も伝わってきました。

SUSANOWO

壊滅寸前の同好会“ 放送研究会 ”の先輩。
この前スシローで2000円分奢ってくださった先輩。
エフェクトがカッコいい先輩。
ガンダムの話をするとキモいと彼女に言われる先輩。
手が異常に早い先輩。
夜遅くなると何言ってるか解らなくなる
先輩の卒業制作短編アニメーション作品。

SUSANOWO

中盤の覚醒時からのサーカスもカッコいいけど
冒頭の地面に叩きつけられる大蛇のカットが気持良かったぁぁぁ。
地面に大蛇の頭が沈み~上がるの溜め・飛ばしのタイミングは脱帽…。

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想起モノクローム

絵コンテ(途中)→背景→作画→背景→作画→絵コンテ完成→背景・作画完成→撮影→着彩→編集→完成。

お察しの通りレイアウト無いです。

アニメ教本だと悪い例になっているだろう作業工程。
そもそも絵コンテ描き終えてないのに最後の作画してたからね。バカじゃん
全部その場のノリで描いてたなぁ…楽しかったからいいのだ。

制作スタートしたのは8月の夏休みから~
教室に蜂侵入やカップ麺販売機の箸が無くて悶絶など楽しい思い出が…。

主に先輩と喋りながら作画するため学校で作業。
先輩も自分もイラストレーションクラスだがアニメーションクラスの教室を
いつも借りて作業作業…なぜなら!トレース台とタッピング
そしてクイックアクションレコーダー(に似たやつ)があるからである。
これが無ければおじさんの石膏像が置いてあるだけの変な教室である。

9月になり授業開始。放課後作業の時間の経過が早い早い…
一日の作業時間が極端に減り、背景半分も描けずに帰るという日もあったが
大部分が白黒の為、密度にはこだわって時間を掛けて作業。
案の定、背景に時間がかかってしまったが冒頭の背景彩色を
渡邉様に塗ってもらい(条件:卒制アニメのトレース協力)色彩設計を高井様に
やっていただき(条件:アイス300円まで)大変助かりました。

11月下旬作画背景終了。その後の撮影・背景塗り・セル塗り・編集がトントン拍子。
だが肝心のタイトルが決まっておらず悩んでる間に大学施設使用不可日。
待ちに待った施設開放日。悩みに悩んだタイトルを画面に映し完成。

忙しいなか素晴らしい音楽を制作していただいた君島三夜様
本当にありがとうございました。

これからもアニメります!

【自主制作アニメ】想起モノクローム

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